Q 宇宙はひとつなの?


 我々の住む宇宙は唯一の存在なのだろうか?
地球は太陽系に属し、太陽系は銀河系に属す。
銀河系は銀河団と呼ばれる銀河の集まりに属し、銀河団は宇宙の中にいくつも存在する。
宇宙の構造は恒星・惑星・星雲・ダークマター(後ほど解説)などから成り立っている。
このように無数の星を持った宇宙。
でもここでひとつの疑問が出てくる。
我々の住む宇宙も地球のように複数の宇宙の集団のうちのひとつである可能性もあるのではないか?
宇宙の果てが無いとすると考えにくいかもしれないが、球がいくつもあると考えれば分かりやすい。
もしかしたら他にもいくつも宇宙があるとなると、なんかワクワクしてくるものである。

 こうした我々の住む宇宙の外側に、大宇宙のような存在もあるかもしれない。
大宇宙の中には、我々の宇宙のような宇宙がいくつも存在するかもしれない。
20世紀の偉大な理論、量子力学と一般相対性理論を組み合わせると実際に別の宇宙が存在するとも言われている。
別の宇宙の中には、虚数時間で生まれ、虚数時間で終わった「虚数宇宙」もあるという。
よく分からないかもしれないが、我々の宇宙とは全く性質の違う宇宙である。
しかし宇宙がいくつ存在しようとも我々には関係が無い。
仮にこうした大宇宙や別宇宙があるとしても、我々にはその存在を確認することはできないからだ。
我々の宇宙はご承知の通りとてつもなく広く、人間の力でこの宇宙を脱出することはできないのである。

では理論的にはこの宇宙同士、行き来することはできるのだろうか?
理論的には可能である。
天文学者の中にブラックホールが別の宇宙とを結ぶ通り道になっているという人がいる。
ブラックホールとは極限までに重力が大きくなった星のこと。
このブラックホールの中に一度入ってしまうと二度と外へと出ることができなくなってしまう。
そんなブラックホールを通れば別の宇宙につながっていると考えられている。
別の宇宙に来ると、ホワイトホールと呼ばれるブラックホールと反対の性質の星から出てくる。
けれども、ブラックホールとホワイトホールを結ぶワームホールの維持が無理だとも言われている。
いずれにせよ、我々の宇宙の他に別の宇宙がある可能性は十分に考えられるのである。



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