美羽とふたりの刻


 そして10分程してから信姉と茉莉ちゃんがお風呂から上がって戻ってきました。

信恵「上がったぞ〜。 次誰入るんだ?」
美羽「あたしとお兄ちゃんが入るよ」
信恵「お、そうか……って、オイ!」
雅博「ぼ、僕が言ったんじゃないよ、美羽ちゃんが勝手に…」
信恵「分かってる……おい美羽、こいつに変なことするんじゃないぞ?」
美羽「はっ!? 普通逆でしょ…?」
信恵「お前の場合は何を企んでるか分からんからな」
美羽「ひどいよ…お姉ちゃん……」
信恵「まあいいや。 じゃあ美羽をよろしくな」
雅博「あ、う、うん……」

信恵は雅博に美羽を任せました。
そのやり取りをベッドの上でぽかんと見ていた千佳と茉莉ちゃん。
お風呂上りの女の子の香りが、部屋中に漂っていました。

美羽「それじゃあ行こ、お兄ちゃん」
雅博「う、うん……」

そう言うと美羽と雅博は部屋を出て行きました。
大学生の男の子と小学生の女の子とが一緒にお風呂に入るのは普通に考えるとちょっと変です。
なので少し後ろめたい気持ちもありますが、心の中では嬉しさの余りに叫んでいる雅博でした。
一方、部屋にいる3人はというと……

千佳「あの2人、大丈夫かな…?」
信恵「大丈夫だろ。 美羽だって誰かと一緒に入りたかったんだろうし…」
茉莉「でも男の子と一緒なんて…恥ずかしくないかな…?」
信恵「美羽のやつは恥ずかしさの微塵も無いからね」
千佳「確かにそうかも……」

お風呂場に着いた2人。
雅博はドキドキしながら様子をうかがっているようです。

美羽「ちょっとお兄ちゃん…こっち見ないでよ……」
雅博「あ、ご、ゴメン……」

雅博は着替えを始めている美羽を見ないように後ろを向いています。
スルスルと肌と洋服の擦れる音が、妙に興奮を誘ってきます。
こんな経験を未だしたことが無い雅博はもう胸がドキドキです。
小学生の女の子と一緒にお風呂、夢にまで見た状況なのです。
そして、雅博がドキドキしていると、後ろから美羽の声がしました。

美羽「もういいよ、お兄ちゃん」

その声で振り返る雅博。
と、そこには雅博が想像した以上の光景があったのです。

雅博「っ!! み、美羽ちゃん…!? た、タオル巻いてないの!?」
美羽「タオル? 温泉じゃないんだから何で巻くのよ」

そこには、一糸纏わぬ美羽の姿があったのです。
もちろん美羽のお股も丸見えです。
それを見た雅博は、昇天するような気持ちになっていました。

美羽「ちょっと〜、お兄ちゃんも脱いでよ」
雅博「え…? で、でも…」
美羽「あたしだけなんて不公平だ。 お兄ちゃんも早く脱いでよ」
雅博「わ、分かったよ……」

そう言われては脱がないわけにもいきません。
そもそもお風呂に入るのだから服を脱がなきゃ入れないのです。
でも、そんな雅博も露出狂の血が騒いでいるのでした。
まずは上着を脱ぎ始め、そしてズボンに手がかかります。
さすがの美羽も顔を少し赤らめて見ています。

雅博「ちょっと美羽ちゃん…そんな見つめないでよ……」
美羽「いいじゃんかよー、あたしの見たんだから見せてよ」
雅博「う……じゃあちょっとだけだよ…」
美羽「えへっ」

美羽は目を真ん丸くして雅博のあそこを凝視しています。
露出狂の気のある雅博でも、さすがに凝視されては脱ぎにくいものです。
少しずつズボンをとトランクスを脱いでいきます。
そして、雅博のものが美羽の前に姿を現しました。

美羽「うぁ〜……なんかグロテスク…」
雅博「そんなに面白いもんじゃないでしょ…?」
美羽「そうかな…? なんか思ってたのと違うし…毛なんてボーボーだし……」
雅博「…も、もういいでしょ、恥ずかしいから……」
美羽「え〜? もっと見せてよ〜」
雅博「ダメ、早くお風呂入るの」
美羽「じゃあお風呂の中で見せてね?」
雅博「……はいはい」

そう言って雅博はタオルを腰に巻きました。
雅博は、ずっと耐えていたのです。
美羽の裸を見て、美羽に凝視され、反応しないはずがありません。
でもここで反応してしまっては、いくら何でもまずいと思ってずっと堪えていたのです。
そしてタオルを巻いた瞬間、ダムは決壊し、一気に膨張する雅博でした…。


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