火星 (Mars)
火星は地球に近いこともあって昔からいろいろ考えられてきた。
火星には生命が存在したとか大河が流れていたとかも言われてきた。
それは火星の表面に川の流れたと思われる筋がいくつも見つかっているからである。
また、火星からの隕石から生命体らしきものの痕跡も見つかっているからでもあろう。
それに環境も太陽系で地球に最も近いためにそう考えられてきた。
地球の北極と南極にあたる場所には極冠があり、二酸化炭素の氷、すなわちドライアイスが存在している。
右の画像の上部と下部が極冠でそこに見える白いものがドライアイスである。
火星探査機「スピリット」と「オポチュニティ」が2004年1月に相次いで火星に到着した。
この探査により、これまで分からなかった火星の姿も観測されるようになった。
以前火星探査を行ったのにアメリカの「バイキング」探査がある。
1976年に行われたこの探査で、火星の地表の様子が我々の目にも明らかにされた。
砂漠のような赤い地表を見て「おお〜」と思った人もいるのではないか。
その火星探査から四半世紀余り、更に精度の良い探査機で火星探査が行われた。
下の画像は火星の地表面を撮影したものである。
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