お勉強の時間B


そして、お兄ちゃんは手を止める。

「由美……今度は由美が手で気持ちよくしてくれ…」

お兄ちゃんは息を荒くして私に言ってきた。
お兄ちゃんのそれは、手を止めても大きいままだった。

「えと……手でするの…?」

私は恥ずかしさを押し殺すように言葉を紡ぎ出した。
お兄ちゃんは「うん」と頷くと私の手をあれに触らせた。

「あ…熱い……」

私はついに触ってしまった…。
初めての感触に、反射的に手を引いてしまう。

「はは、由美、怖いかい?」
「う、うん…ちょっと……」

お兄ちゃんは私を心配するように言った。
自分から言い出したことだから、意を決してそれを握った。
それは熱くって、そして固かった…。
私の知っているそれとは、随分と違うものだった。

「いいぞ、由美。 そのまま上下に動かすんだ」
「……こ、こう?」

私はお兄ちゃんがやっていたように手を上下に動かした。
思っていたよりそれはごつごつしていて、変な感触だった。
手を上下していると、手からでも脈打つのがわかる。
なんかここだけ別の生物のように思えてくる。
お兄ちゃんは気持ちがいいようで、時折呻き声を漏らす。

「…お兄ちゃん…これでせーし出る?」
「ああ…もう少しで出るぞ…」

お兄ちゃんはいつもこうして一人でやってるのかな…?
なんかお兄ちゃん…かわいいかも(笑)
私は自分のお股が濡れてきているのを忘れ、お兄ちゃんのを手でやってあげていた。

「も、もう出るぞ……」
「え? う、うん…出して…」

お兄ちゃんは気持ちいいような辛いような表情で堪えていた。
そして私が一生懸命手でやってあげていると、一瞬それが膨らむのが分かった。
と、次の瞬間!!

ドピュッ!!ドピュ!

「きゃっ!!」

私の顔めがけて何かが飛んできた。
2度、3度と出てくる熱いもの…。
反射的に目を瞑っちゃったけど、目を開いて見てみると、それは…白い液体だった。
私の顔や手にこれでもかってくらいに飛び散っている。
お兄ちゃんのあれからは、まだ止まらず、白い液がちょっとずつ出てきている。
そしてあれに添えていた私の右手がどっぷりと白く濡れた頃、やっと止まった…。

「はぁ…はぁ……どうだい? これが精液だよ…」
「これが……」

手に着いた初めての白い液を触ってみる。
それはすごくネバネバしていて、ちょっと気持ち悪かった…。
更に、興味津々で見ていると、変な臭いが漂ってきた…。

「ん! 変な臭い…」
「それは精液の臭いだよ」
「…こんな臭いがするんだ…」

ちょっと意外だった…。
エッチなご本では女の人がおいしそうに飲んでたから臭いもしないのかと思っていた。
けれども、せーしっていうのは本当は変な臭いがするのだということを初めて知った。

「ねぇお兄ちゃん……これで本当に赤ちゃんが…できるの?」
「ああ、そうさ。 女の子の卵と結びつくことによってできるんだよ」
「へえ〜……なんか不思議…」

実際目の前に赤ちゃんの素があるだなんて…なんか信じられない…。
私はなんだか変な気分になっていた…。
そして手に着いたせーしをぺろっと舐めてみた…。

「ん〜! …苦い…変な味……」
「はは、由美にはその味はまだ早いさ」

お兄ちゃんは笑っていった。
本当に軽く舐めただけで口の中に苦味が広がってきた。
でもちょっと甘いような感じもした。
好きな男の人のだったら、これ飲めるのかな…?
いつしかそんなことまで思うようになっていた私…。

「さあ、精子を見れて満足しただろ? 早くこれで拭きな」
「うん…」

お兄ちゃんがティッシュを数枚渡してくれる。
顔や手に着いたネバネバの白いのを拭いていく。
顔を拭くと、一層その臭さが分かる…。
私は息を止めてなるべく臭いを嗅がないようにしていた。

「さて、それじゃあもうこれでいいな」

全部拭き終わった頃、お兄ちゃんが言ってきた。
けれども、私は何故か満足していなかった…。
どこか、疼くような感覚が、私を襲う。
お股を押さえて言う。

「…お、お兄ちゃん……私…」

お兄ちゃんは私の言うことが分かったのか、無言でベッドに体を押し倒す。
これかいつしか私は、エッチな本の中の女の人と同じになっていた…。



                 次回へ続く!!

  
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