紅いひと筋の糸


 茉莉ちゃんの中に入ると、雅博のものにはすぐに抵抗が伝わってきました。

茉莉「あっ! い、痛いよ…!」

突然の痛みに、苦悶の表情を見せる茉莉ちゃん。
矢張りどんなに優しくしようとしても痛みは完全には消せないようです。
雅博は茉莉ちゃんを傷つけてしまったように思えて罪悪感に襲われました。

雅博「あっ、ご、ゴメン茉莉ちゃん……痛かった?」
茉莉「う、うん……まだするの…?」
雅博「やっぱ怖い?」
茉莉「うん……痛いのイヤだよ……」
雅博「そっか……でも痛いのは最初だけだから…」
茉莉「……本当…?」
雅博「うん、だからもうちょっと頑張れるかな…?」
茉莉「……うん、分かった……私頑張るね…」

痛みで涙目になっていた茉莉ちゃんが健気にも頑張ってくれるようです。
その茉莉ちゃんの幼いながらも懸命に耐えようとしている姿に、雅博は感激してしまいました。
そして、一度引き抜いたものを再び茉莉ちゃんの中に埋めていきます。
潤滑油がすっかり滲み出てきているので挿入は簡単でした。
さっき入れた程度まで入れると、やっぱり茉莉ちゃんは痛みに耐えているようでした。
その様子を心配そうに見守るアナちゃん。
そしていつしか2人の交わる部分をじっと見つめているアナちゃんでした。

雅博「茉莉ちゃん、やっぱり痛い?」
茉莉「…う、うん…ちょっと……でも…まだ平気だよ…」
雅博「じゃあもっと入れていいかな…?」
茉莉「……うん…」

茉莉ちゃんは恐る恐る頷きました。
痺れるような痛みが襲っている中、茉莉ちゃんは雅博のことを思っていました。
大好きなお兄ちゃんのためなら我慢しよう、そう思っていました。
決して恋愛的な意味ではありませんが、雅博を本当に慕うようになっていました。
そんな自分に気付いたのか、茉莉ちゃんは雅博に自分を任せようと決めたのです。
そして雅博が、更に腰を深く埋めたその瞬間!
茉莉ちゃんの女の子の部分は、最後の抵抗をしていました。

茉莉「きゃっ! 痛い! やっぱ痛いよお兄ちゃ〜ん……」
雅博「ゴメンね…でももうすぐだから…」
茉莉「ああっ…やっ……あっ…」

いまだ嘗て経験したことの無い鋭い痛み。
たまらず腰を引いてしまいますが、雅博のものはすっかり埋まったままです。
ベッドに上から押さえつけられた形になっているので逃げようにも逃げられません。
容赦なく襲う痛みが、次第に茉莉ちゃんの意識を遠のかせていきました。
でも雅博ももう限界のようです。
暫く禁欲生活をしてきたので、もう出てしまうようです。

茉莉「あっあ……ん〜…」
雅博「あ、も、もう出るよ…!」
茉莉「ん…い、痛いよ……は、早く抜いて〜…」

雅博のものはラストスパートをかけると、体が大きく跳ね上がりました。
と、刹那、雅博は茉莉ちゃんの膣内から抜き取りました。
その瞬間、雅博のものから勢い良く精液が飛び散りました。
余りの勢いに、茉莉ちゃんのお腹や胸、そして顔にまで飛び散りました。
顔にかかる感触に思わず目を瞑りながら、茉莉ちゃんはやっと痛みから解放されて力なくぐったりしてしました。
一部始終を傍観していたアナちゃん。
雅博が射精する瞬間も、はっきりじっくり見ていました。
でも、何が行われていたのか、未だに理解できない様子でした。
そして……

雅博「よく頑張ったね、茉莉ちゃん…」
茉莉「ん…すごく痛かったよ……」
雅博「うん、ゴメンね…でもありがと…僕嬉しいよ…」
茉莉「うん……お兄ちゃんのためだって思ったら我慢できたんだ……」

痛みから解放された茉莉ちゃんは、涙を溜めながらにこっと微笑みました。
そんな茉莉ちゃんのメガネにも、雅博の精液がどっぷり飛び散っていました。
雅博はそのまま茉莉ちゃんを上から抱きしめてあげました。

茉莉「えっ…お兄ちゃん……?」
雅博「僕のために頑張ってくれてありがと…本当に嬉しいよ」
茉莉「…うん……」

裸で抱き合う雅博と茉莉ちゃん。
筋骨隆々な男と華奢で痩躯な少女の抱擁。
そのアンバランスさが、とても妖艶に見えました。
そして軽い抱擁が終わると、茉莉ちゃんの前体を迸った一矢の精の証をふき取ってあげました。
茉莉ちゃんはメガネについた精液を拭き取りました。
痛みも大分和らいだようです。

茉莉「お兄ちゃん……これってすごい飛ぶんだね…」
雅博「うん、茉莉ちゃんの中が気持ちよかったからだよ」
茉莉「えっ? わ、私の中…?」
雅博「そうだよ、とても気持ちよかったよ」
茉莉「………」

自分の体が雅博のを気持ちよくできたということが恥ずかしい様子の茉莉ちゃん。
自分が置かれていた状況を今になって理解したのか、急に俯いてしまいました。
そして雅博は茉莉ちゃんの頭をそっと撫でてあげると、横で座って静かに見ていたアナちゃんの手をとりました。

アナ「えっ!?」
雅博「さ、今度はアナちゃんの番だよ」
アナ「え…ええっ!? わ、私ですか…!?」
雅博「うん、アナちゃんにもしてあげないと不公平でしょ?」
アナ「い、いえ…わ、私は結構ですわ……」

アナちゃんは両手を振って拒みました。
けれども両足の合間に見える小さな割れ目から、キラリとお汁が光っていました。
それを雅博は見逃しませんでした。
アナちゃんの両足を掴んでは押し広げ、そこを見て言ったのです。

雅博「ほら、アナちゃんのここもうこんなになってるじゃん」
アナ「そっ、それはさっきお兄さまが……」

慌てて否定するアナちゃん。
でもそれは確かに雅博と茉莉ちゃんがしているのを見て濡れていたのでした。

雅博「どっちにしてもアナちゃんのここはもう準備オッケーってことだよね」
アナ「ちっ、違います…! そ、そんなことありませんわ…!!」
雅博「大丈夫、痛くないようにしてあげるから…」
アナ「い、イヤです……やめて下さい……」

雅博の強要に、アナちゃんは泣きそうになっていました。
でも雅博は諦めませんでした。
一度出したにもかかわらず、雅博のものはもうすっかり臨戦状態に入っていたのです。

雅博「ねぇお願い、アナちゃん……僕、アナちゃんとエッチがしたいんだ…」
アナ「……えっ?」

その言葉に、アナちゃんは反応していました。
雅博は自分のことを求めている。
アナちゃんも茉莉ちゃん同様雅博のことは好きです。
でもそれは恋愛対象としてではなく、信頼できる、頼りになるお兄さん的な存在としてです。
なので雅博とエッチなことがしたい、そう思うことはありませんでした。
年齢的にもそう思うには早すぎるのです。
けれども、雅博がそれを求めているとなればそれに応えてあげたいという気持ちもあります。
でもそれは、目の前で茉莉ちゃんが苦しがっていた姿を見て躊躇ってしまうのでした。

雅博「僕、自分勝手かもしれないけど、茉莉ちゃんもアナちゃんも好きなんだ…」
アナ「……」
雅博「2人ともとってもかわいいから…他の男にとられたくないんだ…」
茉莉「………」
アナ「……お兄さま…?」
雅博「でもやっぱそんなのはダメだよね。 2人もいつかは好きな人ができるだろうし…」

雅博はアナちゃんの体からそっと手を離しました。
アナちゃんはその雅博の寂しそうにする姿を見て胸がキュンと鳴るのが分かりました。
自分の思いを、改めて知ったのです。
初めての体験、怖いことへと足を踏み入れる。
その勇気は、茉莉ちゃんの姿を見ることでもらうことができたのでした。

アナ「…お兄さま……え、エッチなお勉強……私にもお願いします…」

アナちゃんはそう言うとベッドの上に仰向けに寝ました。
一糸纏わぬ少女のキレイな裸体が、目に飛び込んできます。
雅博は嬉々の笑みを浮かべて静かに頷きました。
そして、アナちゃんのぷっくりと盛り上がった丘の下の小さな洞に、大きくなったものを当てがいました。
歯を食いしばって胸の上で両手を握るアナちゃん。
2人は茉莉ちゃんの残した破瓜の証の上で、静かに結ばれていきました…。


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