夏の雨音


6月の終わり。
雅博は今日も茉莉ちゃんとアナちゃんに英語の勉強を教えていました。
外は雨、浜松の街も梅雨入りです。
しとしとと雨音が、静かな部屋内に聴こえてきます。

アナ「お兄さま、終わりましたわ」

アナちゃんが英語の問題集を解き終わったようです。

雅博「あ、できた?」
茉莉「私も終わったよ〜」
雅博「茉莉ちゃんもできたんだね。 じゃあ早速答え合わせしよう」

雅博は問題集の答えを見て2人の解答をチェックしています。
そして……

雅博「お〜、2人ともすごいよ、ほとんど合ってるよ〜!」
アナ「え、本当ですか!?」
茉莉「あ〜、よかった〜」
雅博「アナちゃんは94点で茉莉ちゃんは96点だよ」
アナ「わぁ〜、そんなにできてたんですの!?」
茉莉「勉強した成果が出たのかな〜?」
雅博「そうかもね。 2人はとても勉強熱心だからその尾力が報われてるんだよ」

2人の勉強はとても順調に進んでいます。
2人とも雅博が教える他にも自分で勉強しているようです。
その勉強熱心さに、雅博も心を打たれていました。

雅博「この調子で勉強していけばきっとすらすら英語で喋れるようになるよ」
アナ「あ、そうですか!? それは嬉しいですわ」
茉莉「アナちゃん、これからも頑張ろうね」
アナ「はい、頑張りましょう」

雅博はその2人の友情を笑顔で見ていました。

雅博「それじゃあ今日の英語はこのくらいにしとこっか?」
茉莉「うん」
アナ「はい、ありがとうございました」
雅博「それじゃあ次の勉強しよっか?」
茉莉「え?」
アナ「次の勉強…ですか…?」

次の勉強と言われて、2人は『えっ?』という顔をしています。
予想外の言葉に、驚いているようです。

雅博「うん、今度は性の勉強だよ」
茉莉「あっ…」
アナ「えっ!? ホ、ホントに……するんですか?」

2人は雅博の言葉で思い出したようです。
前回の勉強会で男の性の仕組みを教えてあげました。
今日はその続きをしようというのです。
そのことを思い出し、2人は見る見る顔が赤くなっていきました。
羞恥心ですっかり赤面してしまったようです。

雅博「うん。 あ、もしかして嫌かな?」
アナ「え、あ……私は別に……どちらでも……」
雅博「茉莉ちゃんは?」
茉莉「え…? ……私も…どっちでも……」
雅博「そっか〜、じゃあ早速お勉強始めよう」
アナ「……はい」
茉莉「………うん」

茉莉ちゃんとアナちゃんは否定しませんでした。
恥ずかしい中にも、やっぱり性に対する興味はあったのです。
その好奇心は小学生の女の子らしいものでした。
そして、雅博は2人をベッドの上に座らせて言いました。

雅博「それじゃあ今日は2人が気持ちよくなろっか?」
茉莉「…え?」
アナ「私たちが……ですか?」
雅博「うん。 僕だけじゃなくて2人にも気持ちよくなってもらいたいからね」

そう言うと雅博は2人の隣に座りました。
そんないきなりのことに戸惑う2人。
無理もありません、自分たちが勉強のターゲットになるとは思っても見なかったのです。

アナ「あ、で、でも気持ちよくって…どうやって……」
雅博「女の子の大事なところをいじると気持ちよくなるんだよ」
茉莉「………」
アナ「…そ…それって……」

2人はどうやら分かったようです。
そこは女の子、自分の体のことはよく分かるのでしょう。
女の子の大事な所と言えば一箇所しかありません。
本能的にそれを認識できたのかもしれません。

雅博「えと……それじゃあ服脱いでくれるかな?」
茉莉「えっ!?」
アナ「お洋服を脱ぐんですの…?」
雅博「うん、それじゃないと気持ちよくできないしね」

雅博の言葉に、躊躇っている2人の少女。
どうしても部屋の中で、しかも雅博の部屋の中で服を脱ぐことはできないのでした。

アナ「あの…お兄さま……や、やっぱり無理ですわ…」
茉莉「うん…恥ずかしいもん…」
雅博「…そっか。 じゃあしょうがない、そのままでいいよ」

残念そうに雅博は肩を落としていました。
でも雅博はめげません。
2人の前で布団に体を這わせ、小さくなりました。
その様子を不思議そうに見ている2人。
雅博の視線は、短いスカートの2人に注がれていました。
それに気付いたアナちゃんは慌てて言いました。

アナ「ちょっとお兄さま! どこ見てるんですの!?」
茉莉「えっ…? きゃあ!」

慌ててスカートを押さえる2人。
雅博は今度も残念そうにしていました。

雅博「はは、ゴメンね…。 じゃあ今度は本当に気持ちよくしてあげるから」

雅博の理性はもういっぱいいっぱいでした。
2人のスカートの奥に覗いていた真綿色のパラダイス。
それを見ただけで雅博は興奮の一途を辿っていたのです。
そして雅博はアナちゃんを後ろから抱きこみました。
いきなりのことでアナちゃんも茉莉ちゃんもびっくりしています。

千佳「ちょっとお兄さま!? な、何をするんですの…!?」
雅博「だから気持ちいいことだよ」

そう言うと雅博はアナちゃんの大事な所へ手を這わせました。
スカートの下から手を入れ、そして真綿色の下着に触れました。
その瞬間、アナちゃんの体に電流が流れました。
初めての感覚に、戸惑うアナちゃん。
敏感な体が、夏の雨音に揺れていました…。


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