暗号クイズEの解答
難易度:★☆☆☆☆
制限時間:2分


今回の問題は、暗号解読表の読み取りの基礎となる問題だ。
暗号解読表とは、暗号を解く上でヒントになる表のことだ。
例えば、ひらがなの50音表に数字やアルファベットを対応させるものがある。
これにより「あ」を「1a」、「せ」を「3d」と表わしたりできる。
暗号クイズ@〜Cのような問題は、この暗号表に照らし合わせれば簡単に解けてしまう。
状況に合わせてこういった暗号解読表を作るのも暗号解読には必要な能力となる。

さて、では今回の問題を解説していこう。
下の(a)図を見てこれがなんだか分かっただろうか。



先に述べた暗号解読表の一種である。
左側の記号(これは梵字という文字)と右側のあいうえおがある。
これは左の記号と右のあいうえおを対応させろという解読表である。
記号とひらがなとが同じ数(横に5つ縦に3つ)であるから分かりやすいはず。
これを対応させることが分かれば、あとは問題となる(b)の図を解読するだけだ。
ただ、対応させる方法は色々ある。
一番左上の記号を「あ」に対応させたり、逆から対応させて「お」とすることもできる。
こればかりは色々対応させてみるしかない。
けれども、基本は通常考えられる、つまり左上の記号を「あ」に対応させることだ。
まずはこうやって対応させてゆく。
そして(b)は下図だった。



ちょっと画像を加工してあるので見にくくなっているが、(a)図と対応させて
これを読み取ってみると・・・

「さえき いしい おかえ」となるのが分かる。

これが解読結果である。
しかし、問われていることは(1)〜(6)の選択肢から答えとして妥当なものを選ぶこと。
この「さえき いしい おかえ」を選択肢と同じ形に直す必要がある。
解読結果を見ればこれが人の苗字であることはお分かりだろう。
なのでこれを漢字で苗字に変換すると・・・
「佐伯 石井 岡江」となる。
「さえき=佐伯」はちょっと分かりにくいが、「石井」や「岡江」なら簡単だったろう。
基本的に選択肢に無い変換、例えば「いしい=石居」や「おかえ=丘江」などとする必要な無い。
同じ苗字でも色々異なる漢字を使うものがあるが、選択肢が与えられているのでそれに合わせればよい。
なので、これを選択肢としているもの、つまり『(5)』が正解となるのである。




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