暗号クイズDの解答
難易度:★★★☆☆
制限時間:5分


今までの問題とはちょっと形が違ったので難しく感じたかもしれない。
問題としてはレベルは高くないのでじっくり考えれば分かる問題だ。

さて、解説していこう。まず問題文を読んで何を答えればいいのか。
それはAからIまであるボタンのうち、どのボタンを押せば扉が開くかだ。
問題文のうち上半分ははっきりいってなくても支障はない。
何を答えればいいのかを確認する程度で軽く流してしまおう。
そして下半分は問題そのものである。ここがこの問題の肝。
図を見ると、ボタンと対応するアルファベット、それと方位記号が描かれている。
そしてその下に文が3行続いている。
この文を見るとどうやらそれぞれのボタンに数値をつけていく必要がありそうだ。
手元に紙とペンがあるのなら、簡単にボタンと数値を書いていくと分かりやすい。
まず「鏡の中の世界」と書かれているので「これは逆にすればいいんだな?」と推測できるだろう。
わざわざ鏡の中の世界に置き換えているのは単に問題を難しくしているだけである。
でもそれが分かったからといって初めから「鏡の中の世界」で考えてはいけない。
自ら難しくしている、自分の首を絞めているようなものだ。
この「鏡の中の世界」への変換は最後の作業として考えよう。
なのでまず「縦と横が交わる所」を考える。
閃きで分かるかもしれないが、よく考えるとこれはボタンの真ん中を意味していることが分かる。
図のボタンを見ても、縦と横と斜めというようにビンゴの要領で考えられる。
なので縦と横が交わる所、つまり真ん中のEのボタンのことになるわけだ。
そしてその東、つまり右のFのボタンが基準の1となる。
なぜそうなるかというと、まだ「鏡の中の世界」は考えず、方位記号によると上が北なので右が東だ。
その1を紙に書いておき、それを基準にして南は+1、北は−1、西は+1として書いていく。
するとこんな感じにそれぞれのボタンに数字を対応させることができる。

A B C    2 1 0
D E F    3 2 1
G H I    4 3 2

それで、数字の一番大きなボタンが扉の開くボタンだと書いてある。
なのでこれを見てみるとGが4と一番大きな数字になっている。
だから正解はG!! ・・・ではない。
ここで「鏡の中の世界」が登場するのである。
問題文では「鏡の中の世界において」とあるので、対応させた数字を逆にする必要がある。
鏡の中の世界では上下は逆さにならないが左右が逆になる。
つまり、

A B C    0 1 2
D E F    1 2 3
G H I    2 3 4

と対応する。
よって、正解は「」となるのである。
ここで注意してほしいのが、ボタンのアルファベットを入れ替えてしまわないこと。
「鏡の中の世界」というのは数字を対応させる時においてであってボタン自身を入れ替えるわけではない。
問題文を読み解く読解力も必要な能力のひとつだ。
まあこの問題ではボタンを入れ替えても結果的には同じになるが・・・。
でも数字とボタンをともに反転させると答えは異なるので気をつけましょう。




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